佐賀県伊万里市の文房具・事務機店　早田株式会社です！

社長です。

今日、スタッフのパソコンに「ウイルス警告」と称する画面が突然現れた、という出来事がありました。




ネットで銀行コードを調べようとした際にクリックしたリンクからこの画面が出たそうです。

一見、Microsoftの正規サポートのように見えますが、これはウイルス感染を偽る詐欺の典型的な手口です。

画面には「ウイルスに感染した」「今すぐ電話してください」などと表示されますが、ここで慌ててはいけません。

電話をかけると、日本語で丁寧に応対され、「サポート代」としてコンビニでプリペイドカードを購入するよう指示されることがあります。カードの暗証コードを伝えると、それがそのまま詐欺師の手に渡り、お金を失うことになります。

【詐欺への対処法】
1. 絶対に電話をしないこと
本物のMicrosoftや他の大手企業が「電話をさせる」ことは基本的にありません。画面上の電話番号は詐欺師のものです。

2. 画面が消えない場合
焦らずにキーボードの「Ctrl + Alt + Delete」を同時に押し、「タスクマネージャー」を開いて該当するブラウザを強制終了しましょう。

3. スマホで情報を検索する
何が起きているのか冷静に把握するために、スマホなどで「ウイルス警告 詐欺 対処方法」といったキーワードで調べるのも効果的です。

4. 信頼できる人に相談
対処に自信がない場合、信頼できるITに詳しい人やパソコンサポート業者に相談しましょう。

実際の被害例
あるお客様は、詐欺だと気付かず3万円分のプリペイドカードを購入し、騙し取られてしまったケースもあります。このような被害を未然に防ぐためには「電話をすること自体が不自然だ」という意識を持つことが大切です。

詐欺師は「不安」や「焦り」を利用して、冷静な判断を奪おうとします。ウイルス警告の画面が出たときは、一呼吸置いて冷静に対処しましょう。そして、家族や周囲の人たちにもこのような手口があることをぜひ教えてあげてください。

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